こんにちは!マウスの持ち方の人です。
- ゲームするときメガネとコンタクトどっちがいいの?
- 乱視がきつくて、焦点が合いにくい・・・
- ゲームに必要な視力ってどのくらい?
今回は、コンタクトとメガネについて個人的な感覚の違いを中心に思うところを整理していきたいと思います。
前提として、私は両目とも高度の乱視持ちです。
それがゆえに影響しているのか分かりませんが、
ゲーム中以外でも「焦点を合わせる」というごく当たり前の動作があまりできません。
日常生活に影響はほぼありませんが、
- 焦点を合わせるのに数秒時間がかかる。
- 焦点を数秒間でも合わせ続けるのがしんどい。
この二つが特に強く感じる私の目の弱点です。
そんな私がいろいろ調整してみて感じたメガネやコンタクトについての思うところを書いていきます。
目に関しては下手をするとあなたの体に大きな影響を及ぼしかねないので、いろいろな面において慎重な検討をオススメします。
※視力や明視域、焦点距離など掘り下げると非常に難解な内容となるので、あくまで一般的なラインでの言葉遣いとしています。(私自身も適切に使い分けるのはまだまだ勉強不足なので)
ゲームに必要な視力
ゲームに必要な視力はどのくらいだと思いますか?
私は敵がよく見えないなと感じていた中で、かつて
と思って、矯正視力1.5近いメガネを作りました。
結論としては、眼精疲労で目がとれました。
超ざっくりと目の構造の話をしておくと、
人の目は近くのものを見る時ほど筋肉(毛様体)が緊張して、
逆に遠くのものを見る時ほど筋肉は弛緩するのです。
つまり、近くを見ることは筋肉に力を入れ続けることになり、単純に疲れるのです。
これを高い視力に調整した場合はどうなるかというと、遠くのものを見る時にはよく見えるのですが、近くのものを見る時には筋肉にめっちゃ力を入れないといけなくなるのです。
このことから考えるとモニターを見続けるゲーマーの皆さんは、ほどほどに弱めの視力に矯正した方が目の筋肉が疲れずに、パフォーマンスを長時間発揮しやすくなるのです。
私もある程度矯正度数を調整してコンタクトを買い分けてみましたが、現在は以下のもので十分にゲームはできており、個人的には支障も感じていません。
※自宅で簡易的に測ったものなので、参考程度に。
ゲームに置いて、視力自体を高めることにはそれほどメリットを感じていないので、
眼精疲労を感じる人は度数を調整してみるのも一つだと思います。
コンタクトとメガネの使いわけで感じる違い
私は普段の生活ではメガネで過ごしています。
スポーツをする時と、ガッツリゲームができる時、ちょっといいとこにお出かけするときなんかはコンタクトにしています。
ゲームにおいてはいろいろと差を感じることが多いのでそこをお伝えしていきます。
※私の場合乱視の矯正力がコンタクトの方が効いているという点も大きいと思うので、その点を踏まえてご覧ください。
焦点を合わせる速度
敵が急に現れて焦点を合わせるまでにかかる時間を体感で比較すると、
メガネは0.5~1.5秒ほど
コンタクトは比較的瞬時に合わせられます。
目がブロンズランクな私だから感じ取っている違いかもしれないので、人並みの目がある人なら違いを感じないかもしれませんね。
ゲーム中で感じる具体的な違いで言うと、APEXでウィングマンを撃つときであれば
メガネ:最初の数発は敵を捕らえられていないのでデタラメに打つが、後半焦点が合ってから比較的当たるようになる。
コンタクト:初弾から当たる当たらないが視覚的に判断できる。
この能力については出会いがしらの当て感が重要なインファイトのときに圧倒的に違いを感じます。
コンタクトの時には積極的にショットガンやウィングマンを持つようにしていますね。
逆にメガネの時にはAR(SMG)2丁持ちやスナイパーをよく使ったりします。
焦点を当て続ける能力
これも苦手な動作の一つです。
コンタクトの時にはこの能力にあまり支障を感じませんが、メガネのときにはなかなかつらいと感じる時があります。
具体的には、R301を撃っていて、終盤から敵に焦点が合わなくなり、デタラメに弾をばら撒いてしまうという感じです。
リコイルコントロールの問題もあるのかもしれませんが、徐々に焦点が合わず敵がぼやけてくる現象を感じます。
日常生活でも一点を見続けるのが数秒するとしんどくて仕方なくなり、目の力が抜けていく感覚があります。
これがコンタクトをすると比較的抑えられるため、敵を倒しきる能力がかなり上がる印象です。
モニター距離
これは上記の2つの能力が飛躍的に改善されるための結果かもしれませんが、コンタクトの場合にはモニター距離をある程度近づけても敵を目でとらえることができます。
メガネの場合には、腕をまっすぐ伸ばして前ならえの姿勢をして、モニターが指先に触れるくらいの距離に離してようやく近距離が対応できるといった感じです。
またメガネの場合にはレンズ種類などによっても適正距離は大きく変わってくる可能性がありますね。
目の渇き
コンタクトの唯一にして最大の欠点ですね。
私の場合、コンタクトは4時間くらいでかなり乾いた感覚を抱くようになり、目薬を頻繁に差さないと視界がぼやけてきてしまいます。
メガネでは視界がぼやけるほどの乾燥は感じませんので、目薬も目の張りを感じた時と、乾燥予防に差すくらいです。
コンタクト時に使っている目薬はこちら。保湿優先です。
メガネの時に私の使っている目薬はこちらですね。
コンタクト中には使えないタイプなので、注意です。
目への負担を減らすためには
ゲーマーにとって目の負担をいかに減らすのかという問題は非常に大切ですね。
エイムの上限を決めるのは目なので、エイム練習ソフトなどを活用する際にもいかに目のコンディションを最適化・最大化させた状態でエイムするかは大切なことだと思っています。
ブルーライトの最近の動向
ブルーライトに関しては懐疑的な意見も昔から多くあったようで、どこのメガネメーカーもブルーライトカットの効果について、断定的な表現をしていない印象でした。
ブルーライトに関してはこちらの動画が分かりやすくてよいと思いました。
結果的には睡眠や生活リズムへの影響はあるが、目への負担はそれほどない?ようですね。
光自体が目に負担をかけることはありますが、ブルーライトをカットすればその負担が減ると大きく減るというわけではないようです。
モニターの明るさ調整
このことから、眼精疲労という観点に関してはブルーライトカットメガネを使うよりも、モニターの光を抑えることのほうが即効性があるといえるでしょう。
(当然併用もありだと思います)
モニターが明るすぎると目が疲れることは、多くの人が経験をしていると思います。
ブルーライトを減らす調整ではなく、モニターの明るさ自体を下げることで目の負担を減らすことができます。
ただしモニターが暗くなりすぎると、敵の視認性などが下がってしまいますので、そのバランスを調整してみてください。
目のトレーニングについて
目を動かしているのは、当然筋肉ですのでトレーニングすることによって高められる能力もあることには間違いありません。
ただし、目の能力・筋肉の使われ方は、ボールを扱う動作に投げる・蹴る・打つと様々にあるのと同様、目的によって違ってきます。
漠然と目のトレーニングをするのではなく、ゲームに適性が高そうなものを意図して行うことで効果が得られるのではないでしょうか。
ガボールパッチ
乱視に対して有効な目のトレーニングはないと言われています。
目の角膜や水晶体が変形してしまうことが乱視の主な原因なので、筋肉じゃあどうしようもないんよ!という感じですね。
そこで根本解決ではないのですが、目から入った情報をアレコレして映像として認識させてくれている「脳」を鍛えるトレーニングとして認知されているのがガボールパッチです。
ざっくり言うと、あいまいな像を補完する能力を鍛えるもののようです。
以前から気になっていたのですが、現時点で乱視に唯一効果的な可能性があるということで、私も最近取り入れてみているところです。
単純に視力アップにも効果があるようですね。
こういったものは、「効果は人による」のが鉄則ですが、試して損はないものかと思います。
取り入れてみてはどうでしょうか。
追従性眼球運動
FPSに必要な目の能力は様々にあり、深い話になるものだと思いますが、シンプルに考えてみようと思います。
動体視力という言葉がよくつかわれますが、それも様々な観点に分解できるようなので、今回はこの言葉で見ていきます。
それが追従性眼球運動と跳躍性眼球運動です。
まず追従性眼球運動は簡単に言えば、動くものを目でとらえ続ける能力です。
敵の動きをしっかりと追うことができれば、当然エイムはよくなりますよね。
飛び回る蚊を目で追いかけ続けることができる人は、この追従性眼球運動が優れているということです。
一番簡単にできるトレーニングとしては
- 腕を伸ばして親指を立てる
- 親指の爪に焦点を合わせる
- 腕を上下左右に動かし、親指の爪に焦点を合わせ続ける
敵のことを目で追えないと感じる方は試してみてはいかがでしょうか。
また、モニター距離を遠ざけることによってこの追従性眼球運動を補うことができます。
それについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
跳躍性眼球運動
跳躍性眼球運動とは、目の焦点を点から点へと飛ばしていく動作のことです。
モグラたたきのときに、次々とでてくるモグラに焦点を合わせていく動作ですね。
これは急に現れた敵を素早く目でとらえることにつながります。
また、追従性眼球運動で追いきれなくなり、敵への焦点がずれてしまった際に調整する能力に大きくかかわりますね。
動く敵を目で追うのは、追従性眼球運動が100%の精度で出来ない以上、その修正に要する時間を短くすることが大切なので、この跳躍性眼球運動の能力も重要なのです。
この簡単なトレーニングとしては
- 両腕を伸ばして親指を立てる
- 右手と左手の親指を交互に素早く焦点を合わせる
- 適当なタイミングで両腕の位置を適当に変えて、繰り返す
ちょっとした空き時間でも簡単にできますね。
まとめ
今回はメガネとコンタクトの違いを中心に、ゲームにおける目について紹介しました。
また、目の地の力を底上げすることも大切ですが、なによりも今の目の状態をベストコンディションにすることの方が即効性が高いです。
普段から目を酷使する生活をしている人は、こちらの記事を参考に目のケアをしっかり行っていきましょう。
また、コンタクトは最近ネットで手軽に購入できるようになっています。
大きな声でオススメしませんが、調整をいろいろとやってみるにはすぐに届いて便利ですね。
私も最近はネット購入ばかりです・・・。
ただし、定期的に眼科へは行くようにしましょうね。
それでは次の記事で!
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