こんにちは。マウスの持ち方の人です。
- ダメだ!全然敵が倒せない!スランプだ!
- 最近どうも調子が悪い・・・もしかしてスランプ?
- 前はもっと強かったのに!なんでこんなに弱いんだ!
誰もが一度は実感するスランプ。
敵が倒せず、イライラして、やけになって、またやられて・・・。
まさに負のスパイラルですよね。
でも任せてください!
そんなスランプから脱出する方法を教えていきます。
その根本的解決方法は、「スランプだ」という意識を頭から取り除くこと。
何を言っているんだ?と思われるかもしれませんが、順を追って説明していきます。
すべての事象には必ず原因があります。もちろんスランプにも。
でもその原因を確実にとらえることは非常に難しい。
そのためには事前の予防も重要です。
正しく不調の原因を理解することでスランプは克服できます!
スランプって?
スランプとは
”スランプ”という言葉はあいまいです。
簡単に言うと「調子が悪い状態」、とくにそれが沼にはまっているように抜け出せない状態を指していることが多いです。
FPSプレイヤーは沼という言葉が好きですよね。私も使いがちです笑
そんな沼にはまってしまい、イライラして、気持ちが沈んで、悲観的な感情に支配される・・・。
負の連鎖でもうだめだと思い、そしてTwitterでつぶやくのです。
「全然対面で勝てない、スランプだ・・・」
なぜスランプに陥るのか
スランプに陥る理由は複雑ですが、決定的要因は一つです。
私の解釈としては、
- エイムが悪い
- 調子が悪い
- なぜか撃ち負ける
そんな状態の中で、
”スランプ”という言葉を作った人がスランプを生みだした悪の根源だと思うんですよね。
提唱したやつを連れてこい!くらいの気持ちです。
スランプが加速する原因
スランプは入りたての状態から、長引くにつれて悪化していきます。
あなたはどんどん弱くなっていっていると感じるはずです。
まさに沼にはまっている状態ですね。
その一番の原因は
頭の中に負の感情が強くある時、あなたの体はそれを具現化しようと働くからです。
要は「調子が悪い」という考えがあなたを本当に調子を悪くさせるのです。
思い込みの力は実在すると私は感じています。
例えば、どんなジャンルでも上位プレイヤーは必ず「自分は強い」という思いを持っていますし、
「この人には勝てない」と思う相手と対面したときにあなたは99%勝てないでしょう。
仮に、撃ち合いに自信がない人が「次の戦闘で「CR_Ras_LOG」が来るよ」と言われて撃ち合うのと、
そうと知らずにRasさんと撃ち合うのでは、きっと後者の方があなたのパフォーマンスは高く出ます。
(RasさんはAPEXの”魔王”と言われている怪物プレイヤーです)
何が言いたいかというと、
そのマイナス思考自体があなたのパフォーマンスをさらに悪化させます。
もっと具体的な思考に置き換えていきましょう。
スランプ克服法<マウスの持ち方式>
「スランプ」という思考を頭から排除する、スランプ克服の具体的提案としては大きく3つです。
- 自分のベストパフォーマンスを実力だと勘違いしない
- 悪い癖がついている可能性を疑う
- 戦闘中の思考を確認する<思考の矢印>
自分のベストパフォーマンスを実力だと勘違いしない
ちょっと厳しい話になるかもですが、まず初めに抑えてほしいポイントがこれです。
「あなたはあなたが思っているより弱い」です。
正確に言うと、人は自分の一番調子がよい時が、自分の実力だと勘違いしてしまうのです。
- 1on3に勝てた!自分は1on3に勝てる実力があるんだ!
- 上位ランクのプレイヤーを倒せた!自分も負けてないんだ!
- めっちゃいい当て感で、一瞬で敵を溶かせた!これが自分の実力!
でもそれ、あなたは10回やって何回再現できますか?
それが9回再現できないのであれば、悲しいですがそれはあなたの地の力ではありません。
あなたのパフォーマンスが上振れした、たまたま弾がよく当たった、相手のエイムがガバっていた、
そういった要素が引き起こした偶然の結果です。
これを勘違いして、1on3を何回やっても勝てない!スランプだ!みたいなことを言っているようでは
はっきり言って言語道断です。
10回やって8回、9回は成功する、再現できるもの。
それがあなたの実力なんです。
スランプだ、調子が悪いと思っているそのパフォーマンスがあなたの本来の実力かもしれません。
これを読んで気落ちするのではなく、その再現性を手に入れるため努力を積み上げましょう!
”正しい”努力は裏切りません!
(ちょっと偉そうな内容になっていて恐縮です・・・。でも再現性は意識してほしいんです!)
悪い癖がついている可能性を疑う
ここからは普段できていることが本当にできなくなっている前提で進めていきます。
体というのは非常に繊細です。
些細な変化でも大きな影響が出ます。
プロスポーツ選手でも現役の間中、安定して活躍することは非常に難しいですからね。
一度、自分のエイムの仕方、座り方、マウスの握り方など何か変わってしまっていないかを確認しましょう。
そのために重要なのは、
調子が悪くなった時の自分に向けて、メモを残しておく、覚えておくのです。
具体的な例を殴り書きすると、
マウスを握る深さ、各指の角度、腕をおく位置、姿勢、デバイスの配置、机との距離、ソールの劣化具合、マウスパッドの湿気具合、マウスパッドの劣化具合、座る位置、椅子の高さ、部屋の明るさ、足の置き方、脇の角度・・・
こういった要素が少しずれて調子がいい時とは違った癖がついていると不調が長引きます。
無意識に改善されるか、偶然気づくまでスランプが続きかねないので、
少しでも多くの情報を記録するようにしましょう。
事前の準備が重要なポイントです。
自分の体調面についてはまた別のチェック項目がありますが、こちらは配置についてのみになります。
よかったら参考にしてみてください!

個人的には、いわゆる「エイムがふわふわする」時の原因は大抵が
人差し指軸から薬指軸に変わってしまっていることですね。
人差し指軸?薬指軸って何?って人はこちらの記事を確認してみてください!
きっと革命が起こります!
戦闘中の思考を確認する<思考の矢印>
スランプだと感じるとき、戦闘中の頭の中を振り返ってみましょう。
その中で次のような思考がよぎっているのであれば、それ自体があなたをスランプに陥れています。
- 撃ち合いに勝てるかなぁ・・・
- マウスの握り方ってこれであってるっけ?
- 当たる気がしないよ・・・
- また撃ち負けるんだろうな・・・
一瞬の判断が勝敗を分けるFPSにおいて、
思考力をこんなことに使っていること自体が邪魔になっています。
戦闘に勝つための思考をする容量がむしばまれているのです。

調子が悪い時ほど、冷静に戦闘状況を有利にすることに思考を巡らせましょう。
調子がいいときはエイムのやり方、押し引きなどは考えるというよりも
無意識で遂行されている状態に近いはずです。
FPSの敵は、あなた自身ではありません。
これを別の角度から見ると、情報戦でもあるFPSにおいて、
思考が自分向きになっているということでもあります。
戦闘時に自分のことばかりが気になるようでは、
視野が狭まり、気づかぬうちに不利な動きをしていたり、味方のカバーができなくなっていたり、
チャンスに気が付けなくなってしまいます。
あなたの限りある思考を周囲の状況把握と判断に使えていないから、
いつもより苦しい状況で戦っていることに気が付かず、負けているのかもしれません。

振り返りや反省、調整は戦闘が終わってから時間をとってやりましょう。
もしくは調整と割り切って戦闘を行うこと。
戦闘中の思考についてはこちらの記事でも触れています。
スランプは予防するもの
パフォーマンス安定化の条件を知る
スランプに陥らないため、事前の準備が重要という話をしました。
加えて、実際のプレイ中の体の使い方以外にも外的要因と体調の整え方もめちゃくちゃ重要です。
具体的には睡眠時間や体の疲労具合などですね。
これらもあなたのパフォーマンスに直結しますので、先ほどと同様に少しでも記録を残しておくことをおすすめします。
これがパフォーマンス安定化の方程式。
そしてスランプを予防する最強のワクチンです。
こちらについては別記事でもっと掘り下げて解説しています!
まとめ
今回はスランプについての対処法を紹介しました。
改めて整理しますね。
- スランプとは「調子が悪い」原因がわからず沼にははまっている状態。
- ネガティブ思考はあなたのパフォーマンスをさらに悪化させます!考えないように!
- あなたの実力はあなたが10回中9回再現できるもの、それ以下は偶然です。
- 悪い癖がついていないか事前に確認できるように調子がいい時ほど記録しよう!
- 思考の矢印を自分ではなく、相手や味方に向けよう!
- スランプは予防できる!体の整え方もコントロールしよう!
次は続きとして、体の整え方について書く予定です!
二つ合わせることで安定した実力を発揮できるようになれるはずです。
それでは次の記事で!
↓モニターの両サイドにメモをつけられるおもしろアイテム。意識することがいつでも見える!
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