こんにちは、マウスの持ち方の人です!
FPS初心者からマウスの持ち方を変えたい人まで、だれもが気になるマウスの持ち方3つの定番パターン。
- つまみ持ち
- つかみ持ち
- かぶせ持ち
この3種類の持ち方について、4スタンス理論を折りまぜながら解説していきます。
この記事を読んで、あなたに合った持ち方のベースを見つけてください!
前回の記事が前提となっていますので、まずはこちらから!
マウスの持ち方の大前提
解説を始める前にちょっと待って!
マウスの持ち方に対する根本的な注意点を言わせてください!
持ち方のパターン化は不可能!
これから3種類を説明しますが、当然ながらマウスの持ち方は3種類ではありません。
むしろパターン化することは不可能です!
マウスを持つ際にかかわる要素は無限大。
パッと思い浮かぶものだけで
手首・肘・肩・支点・深さ・高さ・力の強さ・固定・角度・親指・人差し指・中指・薬指・小指・指の長さ・手の大きさ・マウスの形状・マウスの重さ・軸・力み・腕の太さ・指の角度・マウスの材質・腕の回転度合い・机の高さ・机との距離・ゲームの特性・・・
上に書きまくったのは、私がマウスの持ち方にかかわると考えている要素の一部です。
このことから、つまみ持ち、つかみ持ち、かぶせ持ちに分類することでは、エイムの特性を定めることはできません。
エイムの特性が定められないとは、「ローセンシが向いている」「繊細なエイムがしやすい」などはこの3つの分類では決め切れないということです。
あくまで共通言語として、「持ち方を伝える際に便利な言葉」くらいで認識をする方が適切だと思います。
マウスの持ち方の選び方
これらの要素のうち、できる限りの数、最適なものを選び取ることができた時、あなたのマウスの持ち方が最適化されると考えています。
こんなにいっぱい考えられないよ!と思わなくても大丈夫。
あなたの体はあなたにとってよりよい動きをしてくれていることが多いと思います。
要はあなたの体が間違って動かしている部分だけを修正すればよいのです。
マウスの持ち方を変えることでどういった影響があるのかについてはこちらの記事にまとめています。
3つの持ち方の違いと特徴
それでは、それぞれの持ち方について説明していきます。
この分類での持ち方の違いは「接地面積」と「深さ」
3種類の持ち方について説明していきますが、これらは手の中でどの部分を付けて持っているか、どのくらいの深さでマウスを持っているかの分類です。
深さについては以下のようになるかと思います。
- マウスを浅く持つ = つまみ持ち
- マウスを深く持つ = かぶせ持ち
- その中間? = つかみ持ち
この深さに加えて、マウスと手がどのくらい接地しているかで、一般的には分類されているようです。
接地面積で分類すると、
接地面積が大きいと、より少ない力でマウスをホールドできるので、重いマウスでも扱いやすく感じるはずです。
違った観点からマウスの持ち方を分類すると、つかみ持ちなのかかぶせ持ちなのかという分類すること自体が難しいこともあります。
この分類にとらわれ過ぎず、適切なマウスの持ち方を見つけましょう。
それでは説明に入っていきます。
つまみ持ち
マウスを最も浅く持つ持ち方です。
マウスのおしりが手のひらに触れないくらいの浅さですね。
4スタンス理論でのA(前側)タイプの人に向いてる可能性があります。
A(前側)タイプの人は指先でものをコントロールすることに長けていて、安定感も生まれやすいです。
A1タイプの私の個人的な感覚としては、手首AIMという意識を捨て、指先でマウスをコントロールする意識が特に重要かつ効果的だと感じています。
キーポイントは、親指と小指(+薬指)の両サイドからの挟み方。
マウスを左右に振っても安定させるためには、マウス側面への力のかけ方が大きく影響します。
意識されがちな人差し指の形よりも重要だと思っています。
親指と小指(+薬指)でしっかりとホールドできる持ち方・マウス形状を探してみましょう。
先が細くなっていると、指先でのホールド感が強まります。
かぶせ持ち
マウスを最も深く持つ持ち方です。
手のひらがしっかりとマウスにくっつきます。
人によってはマウスの上に手のひらが完全に乗る人もいるでしょう。
どちらかというとB(後ろ側)タイプの人に向いている可能性があります。
B(後ろ側)タイプの人はものをつかむときに手のひらでしっかり持ち指先は添える感覚です。
Aタイプの人ほどマウスの重さによる影響が少ない点はいいですが、
マウスのサイズ感が非常に重要で、手のひらをどこまで載せたいかは
マウスの形状に依存してしまいます。
特に有名な形では左右非対称のものが、右側面のフィット感が上がるためおすすめです。
もしくはお尻の形状がちょうどフィットするものも相性がいい可能性が高いです。
つかみ持ち
つまみ持ちより深く持ち、かぶせ持ちよりもマウスと手のひらの間に空間ができる持ち方です。
一般的なつかみ持ちの定義は、”手の平をマウスにつける持ち方で、かぶせ持ちほどべったりつけない持ち方”といったところでしょうか。
かぶせ持ちよりは浅い持ち方・・・と書きたいところですが、手の角度等によってはかぶせ持ちと同じくらい深く持ってもつかみ持ちにすることができるのでそうとも言い切れないですね。
持ち方に悩む人はつかみ持ちスタートで問題ないと思います。
つまみ持ちほど、マウスの固定も操作も全部指先が責任持つぜ!でもなく
かぶせ持ちほど、AIMは手首がすべてを担うぜ!でもなく
バランスタイプにして、頂点って感じですね。
最近はマウスの軽量化が進化しており、指の力が弱い人でも安定してつまみ持ちできる環境になってきているので、つまみ持ちの可能性がある程度膨らんできている一方、
ゲームで求められるAIMがアグレッシブになってきているので、かぶせ持ちでは苦しくなるシーンが増えてきていると思います。
そのためつかみ持ちを基準によりより持ち方を探していくのがいいのではないかと思います。
あまり形状の縛りはないので、純粋に性能の高いマウスを使うこともおすすめですが、
強いて挙げるとマウスのお尻の形状がなだらかで程よい長さがあり、ある程度軽量のものがおすすめです。
まとめ
今回は一般的に説かれているマウスの持ち方3種類に沿って解説しました。
まだまだ解説したい内容はありますが、まとまらなくなるのでこれくらいにしておきます。
どのくらい深く持つのか、という意識でまずはあなたのマウスの持ち方を模索してみてはいかがでしょうか。
あとはAタイプがからこうしなきゃ!Bタイプだから手のひらつけないと!と固定した考えを持たないよう注意してください。
あくまで適している可能性が高い、くらいに考え、実際の感覚も重視しながら決めていきましょう。
おすすめはつかみ持ちです。
つかみ持ちの持ち方はこう!という決まったものはないです。
そういった解説は項目ごとに記事にしていきますので、マウスの持ち方を一緒に見つけていきましょう!
こちらの記事を読んで、自分のマウスの持ち方を見直してみたい、改善したいと思ったら、このブログの他の記事もぜひ読んでみてください。
また、マウスの持ち方について体系的にまとめたnoteも作成しています。
気になった方は覗いてみてください。※内容モリモリのため途中から有料としています!
ちなみにA1タイプの私は軽量マウスを使うようになってからはつまみ持ち派です!
→追記)最近(2021年7月時点)はどれに分類するとも言い難いなぞり持ちです。
詳しくはこちらの記事に。
それでは次の記事で!
コメント
つまみとつかみの画像逆ですよ。
ところでこのブログ、僕が長年悩んでたことに対する答えや、最近僕が見つけたことを丁寧に言語化されていてめちゃくちゃ勉強になります
ご指摘ありがとうございます!修正しました。
参考になると大変うれしいです!
これからも投稿していくので、ぜひ覗いてください!
三本指で持っているんですが、管理人さん的にに有りか無しかを教えてほしいです。
全然アリだと思います。
マウスの右側の固定が小指一本になる点が弱点かと思いますので、マウスの重さを小指と手の平でどれだけしっかり受け止められるかが肝ではないかと思います。
GPROXくらいかるければ気にならないかとは思いますが。