中級者以上と一緒にやる初心者、心優しい人に知ってもらいたい。
こんにちは、マウスの持ち方の人です。
- ダメだ何やっても上手くいかない、何がダメなんだ・・・。
- 僕にはセンスないし、FPSはもう無理だよ
- いつも固定でやってるのに下手すぎて味方に申し訳ない。
そんなあなたに、この世には闇の魔術があります。
非常に強力、しかし心がきれいな人でないと使いこなせず、闇に飲まれてしまいます。
その魔術が”他責思考”
ということで、今回はゲームにおける他責思考について解説していきます。
繰り返しお伝えします。
闇の魔術のため、安易に使うのはやめてください。
ただし心がきれいな人、自己評価が低い人はうまく使いこなせれば、自分を責めすぎて自尊心がすり減るのを予防し、なおかつ適切にチーム力を底上げできる可能性があります。
禁断の魔術書、開けゴマ!
他責思考と自責思考
他責思考
ここで紹介する他責思考とは
というやつ。
そうです、やばいやつです。
道徳の教科書ではやってはいけないこととして小学校で習ってきたものです。
これを説くブログ著者はだいぶやばいです。
なので、再三お伝えしますが使い方には気を付けてください。
決して人を傷つけるために使うわけでもなく、だれかの失敗をひけらかすために使うものでもありません。
苦しい思いをしている優しい人に、フラットな視点とメンタルを培ってもらうためにお伝えします。
この思考はチームの雰囲気を保つためにも、有効かもしれません。
自責思考
自責思考とは他責思考の逆ですね。
チームが負けた時、自分が悪いと自分を責め立てる、その思考です。
特にレベル差があるチームでプレイするとき、野良がやけに強いときに心の優しい人が陥りがちです。
また、適切な自責思考ができていれば、それはもちろん反省としてとても大切なことなんですが、必要以上に自分を責め立てたり、プレーした内容を正しく捉えずにランク差などで一概に自分を責めたりすることはやってはいけません。
それによって引き起こされる大きな問題は2つです。
- そのプレーでチーム(個人)が負けた本当の原因を見失ってしまい、成長につながらない。
- あなたのプライド、自己評価が下がり、つらい気持ちとマイナス思考が染みついてしまう。
自責思考が染みついている人は、続きを読んでフラットな視点でプレイを見直してみましょう。
他責思考の使いどころ
プライドに大ダメージ!
「なんで今カバーしてくれなかったの!」
「今のはスキル使ってくれなきゃダメじゃん!」
そんな言葉を掛けられて、あなたの心が縮こまってしまったとき、”他責思考”の出番です。
強気な人、自分に自信がある人は”他責思考”を無意識に使ってしまうことがあります。
それは負けた原因の選択肢の中で、”自分が悪い”が一番下の方にあるからです。
他人からの理不尽な”他責思考”には、”他責思考”をカウンターしてやりましょう。
ただし使い方は下記に書いていきますが、安直に言い返す言葉を使ってはダメですよ。
状態異常・くよくよ
「ダメだ全然ポイントが稼げない、このランク帯は自分には無理だ」
「また負けた。一方的に一瞬でやられたし全然勝てる気がしない」
そのくよくよ状態・自分に自信を失っている状態に「待った!」をかけるのが”他責思考”。
自身を失うと絶対的にエイムや動きにキレがなくなり、パフォーマンスがダダ下がりします。
また、負けた本当の原因に気が付けなくなるかもしれません。
”自責思考”癖がついている人は特に、逆に負けた原因の選択肢の一番上に”自分が悪い”があり、下の方に”他人が悪い”があるのです。
他責思考を使うのに必要なステータス
1.固有スキル・自責の念
自分を責めがちな人こそ、”他責思考”を使うべきです。
自分の悪が大きく見えて、かたよった視点で物事を見てしまっているからです。
フラットに見て、本当に必要な反省をしていきましょう。
あなたではなく、実はチームメイトがいつも無茶な立ち回りをしているかもしれませんよ。
2.習得スキル・ポーカーフェイス
他責思考を使う上で、非常に大事なのはポーカーフェイス。
口とSNS発信まで含めてのポーカーフェイスですよ!
適切に他責思考を使い、「あ、今この人のここが悪かったから負けたんだ!」と考えたとして
それを「今のは君がああしなかったから悪かった!」と伝え方を考えず直接VC越しに伝えたり、SNSで回りくどく発信したりしてしまう人は他責思考を控えた方がいいです。
自分にとってもメリットよりも、周囲へのデメリットの方が大きくなってしまい、結果的にあなた自身が一番苦しむことになるからです。
また、レベル差がある中でやっている人なんかは、きつく言われたりして相手に伝えづらいかもしれませんが、だからと言って自分は悪くないという開き直った雰囲気をプンプンに出すのはオススメしません。
逆効果となってしまいます。
3.回復魔法・フィードバック
フィードバックをうまく使いましょう。
フィードバックとは簡単に言うと、適切な指摘です。
相手が悪いと思ったときでも、それを直接批判的な言い方で伝えるのはNGです。
デメリットは説明不要ですよね?
また、相手の間違いに気が付いた時、普段指摘とかをしていない立場にあるとなかなか伝えづらいかもしれません。
そんな時には以下のポイントを意識してうまく伝えてみましょう。
例)「さっきの、横に展開してから、撃ち合いは始めたらもっと有利に撃ち合えたかな?」
- プレー直後ではなく、少し時間をおいて伝える。(反射的な言葉の返しの予防)
- 具体的改善点と、その結果具体的によくなることを挙げる。(ここがダメだった、で終わらせない)
- 疑問形にして意見を求める。(自発的反省を促す)
他人の過失に気が付いても、それをその人が適切に受けいれられるように伝えなければ、他責思考の効果半減です。
他責思考の具体的な使い方
考え方の道筋の一例
どうやって他人を悪者にするかお伝えしていきます。ふふふ。
具体的な例としては
これくらいの手順で考えていけばいろいろ原因が出てくるはずです。
そしてその原因が分かれば、そこに真に責を負うべき人物が浮かび上がってきます。
それがやっぱり自分だったらしっかり反省しましょう。
そして自分ではなさそうだなと思ったら、自分を責めるのはやめましょう。
その上で可能なら、適切なフィードバックをしてあげましょう。
また、当然特定の個人ではなくチーム全体の問題ということもあるでしょう。
禁忌・全体攻撃
大事なことなので、何度でも言います。
本当に他人が悪かったとしてもその伝え方はよくよく考えて伝えましょう。
味方の士気や、チームの雰囲気を下げてしまったら、次に負けた時の原因があなたになってしまいます。
ただし他責思考を繰り返すことは、自分自身のプライドを保ち、自分のパフォーマンスをキープする効果があります。
自分のプライドを損なわなければ、強気にどんどん成長していける状態を保つことができます。
他責、自責、どちらも偏りすぎはよくありません。
バランスを意識しましょう。
他責思考のデメリット
他責思考を適切に使えていない場合の最大のデメリットは
自分を正しく省みることができず、自分の失敗を認識できなくなることです。
ある程度の他責思考は自分が強いという意思を生み出し、あなたを強くすることは間違いありません。
しかし、自分を振り返ることができなくなってしまうと、あなたは間違った道を進み続けることになるのです。
他責思考は、まず自分の過ちがないかしっかり振り返ってから、適切に使いましょう。
まとめ
今回は禁断の技・他責思考について紹介しました。
ゲームをしていて、つらいと感じているあなた。
上手くいかないそれは本当にあなたが原因?
チームプレイ主体で書いていますが、野良のときにも有効です。
野良でうまくいかないとき、自分を棚にあげがちですが、自責と他責両方の念をもってプレイしてみましょう。
でも、ネガティブ思考になりすぎているときには他責思考もしっかり使って。
それでは次の記事で!
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