エイムがブレている原因はマウスがしっかり持てていないことにあるかも。
こんにちは!マウスの持ち方の人です。
- 遠距離の敵を撃つときエイムがブレて当らない!
- マウスを振った後にエイムすると不安定!
- 手の中でマウスが遊んでしまう・・・
マウスをしっかり持つことは当然ですが重要です。
ただ力を入れて持てばいいという話でもなく、不要な力みを生まないための固定の仕方が必要です。
いくつかパターンを提示するので、あなたの操作感が損なわれず、しっかり固定できる持ち方を見つけることができればと思います。
ただしマウスの持ち方の決める順序は、操作感がいい→固定できるとした方がいいと思っています。
しっかり固定できていても、エイムがやりづらければ意味がありませんので!
あなたに合う持ち方はこちらの記事を参考にしてみてください。
マウスを固定<ホールド>する
マウスをホールドする重要性
”マウスを固定する”と書くと手の中でマウスが一切動かないような受け取り方になってしまいそうですが、そうではありません。
しっかりとブレないようにホールドする、という意味合いとなりますのでそこは認識を誤らないよう気を付けてください。
マウスをホールドすることがなぜ重要なのか。
理由は様々にあると思いますが、いくつか理由を説明していきます。
そもそもマウスの軌道の基本は弧だと私は考えています。
その弧をきれいに描くためには、ペン先に当たるマウスが不安定ではきれいな軌道を描けません。
コンパスで円を描く際に、鉛筆の芯が折れていてグラグラしていてはまともに円を描けませんよね。
また、弧を基本としつつも上下左右に激しく動かすことにはなります。
その中で、マウスが動いていては手の操作とレティクルがリンクしなくなってしまいます。
また、しっかりと固定できていないとマウス操作時の力みも生まれやすくなってしまいます。
操作と固定は別もの!
マウスを操作することと固定することは実は別の動きです。
重い荷物を抱え続けることと、それを上下に動かすことが別であるように、違う動作なんです。
でもあなたの手は器用なので、無意識に両方を行っています。
そしてその無意識がゆえに力みを生み出す原因となっているかもしれません。
筋肉が両方のバランスを保ちながら動いているイメージですが、しっかり固定できていない場合、操作するときそれを補おうとして変なベクトルの余計な力が入ってしまっていることが考えられるからです。
ちょっと持ち方やホールドの仕方に悩んだとき、この意識を思い出してみるとヒントになるかもしれませんね。
ホールドのコツ
それでは具体的なホールドのコツについて説明していきます。
左右を面で捉える
親指や薬指、小指があまり曲がっていない人に挙げられるホールドのやり方ですね。
指を寝かせマウス側面に這わせる持ち方です。
点ではなく面でマウス側面を捉えることで必要な力が分散し、少ない力でホールドすることができます。
誰でもホールドしやすい安定のやり方ですね。
ただ面で当たる分、左右への力の入れ具合というのは、点で捉えるときより調整が難しくなりがちな部分はあります。
また指先での上下運動はほとんどできなくなりますので、縦のエイムやリコイルコントロールは腕を使わなければいけません。
また、下記に説明していくホールドの仕方の左右どちらかのみを面で捉えるやり方に置き換えることができます。
親指と小指で左右対称の位置を抑え込む
マウスを両側から挟み込み、親指のちょうど反対側に小指がくる形。
この左右の位置が少しでもずれてしまうとマウスが回転してしまうため、万人向けではないかと思います。
ただし指先での縦方向での操作はしやすいはずです。
この持ち方の亜種として親指と薬指で挟み込んでいる変態持ちがNRG ethos選手ですね。
薬指を異様に曲げて、親指の対称位置を抑えているため、小指がなくともマウスがホールドできています。
また、小指側を浮かせることで、1(内側重心)タイプの人差し指軸が接地し続ける形です。
(おそらくethos選手はA1タイプでしょうね。)
またこの持ち方は2点で抑えるため、軽量マウスでないと厳しいかもしれません。
一辺が短くなりすぎない三角形以上を意識する
聞いたことがありませんか?
「つかみ持ちとつまみ持ちの中間」という持ち方
結構多いように思いますが、この持ち方がうまくできるための条件として、3点以上でのホールドがあると思います。
そもそもつまみ持ちの場合、親指と薬指小指でホールドすることになると思います。
この時に薬指と小指が近くづけば近づくほど、マウスのホールド感は損なわれていきます。
その理由は下記の図にあります。

このことからつまみ持ちでうまくホールドできている人は小指と薬指が離れがちな傾向にあります。
つまみ持ち、超絶怒涛の代表例、Shroudさんがまさにこれ。
小指と薬指にある程度の距離がありますよね。
このように三角形以上の固定を意識し、なおかつその辺が短くなりすぎないこと、これが非常に重要です。
そして初めの話に戻りますが、「つかみ持ちとつまみ持ちの中間」の正体とは。
つまみ持ちの利点としてはやはり繊細な操作感です。
その操作感をある程度残しつつやりたいが、小指と薬指を離して持つのに違和感がある、近づいてしまう。
そんな人が行き着くのが、小指の付け根側、もしくはそれに加えて親指の付け根側をつけて、三角形ないし四角形を作れる「つかみ持ちとつまみ持ちの中間」持ちです。
ただもちろん、固定するポイントの数が多ければ多いほどホールド感・安定感が増すので、薬指と小指を離した上でつかみ持ちとしている人も多いはず。
ホールドの仕方に正解はありませんが、1辺が短くなりすぎない三角形以上を意識することは一つのポイントです。
骨と筋肉を分けて考える
運動で力を適切に伝える、ものを支える際に、筋肉はもちろん重要ですが、それ以上に”骨”が大切です。
腕で壁を強く押そうとするとき、あなたは前腕を壁に直角になるようにして押すはずです。
マウスは指か手の平で押すことになりますが、同じ原理を使うことで適切に力をコントロールできるはずです。
具体的には親指もしくは小指の第一関節より先が、なるべくマウスの側面に直角になるように持つ場合です。
この持ち方ができればマウスの左右方向への固定は骨が担い、筋肉はほとんど操作の調整に使うことができます。
つまり最小限の力で、マウスを左右に動かすことができ、筋肉に余力ができる分自由が利くということです。

そしてこのホールドの仕方の最たる長所は左右の切り替えし、素早いフリック&ストップがやりやすいということ。
それを体現しているのがこの人。BF4で名を馳せたrelaaa氏。
こちらのツイートに持ち方が載っていますが、親指と小指の第一関節より先がマウスサイドに直角に立っていますよね。
これがこの神エイムの秘訣の一つだと分析しています。
この持ち方に適したマウスは左右幅が細いもの。
ENDGAME GEARのXM1などは幅広なのであまり向いていません。
逆にLogicoolのGPROなどは細身のためやりやすいはず。
まとめ
マウスホールドの仕方については正解は一つではありません。
ただしっかり固定しなければならないことは間違いないので、今回紹介した中から自分のやりやすいものを見つけてみてはいかがでしょうか。
- マウスはホールドすることでエイムがブレにくくなる!
- 側面を面で捉えて安定させる方法!
- 左右対称に力を入れて安定させる方法!
- バランスのいい三角形以上を意識して安定させる方法!
- 骨で安定させる意識!
- お好きなものをどうぞ!
ある程度網羅的に紹介しているつもりですが、まだ見ぬ新しいホールドの仕方があるかもしれません。
そんな持ち方を見つけた方は是非教えていただければ紹介などしてみたいと思いますので、TwitterのDM等でお気軽にお知らせください!
それでは次の記事で!
コメント