こんにちは。マウスの持ち方の人です。
皆さんは爪を切るときにどのくらいの長さにしていますか。
実は爪の長さは人によってエイムへ大きな影響を与える可能性があります。
どう影響するのかを今回は3つの観点で紹介していきます。
先日こんなツイートをしたところ、すこし反響がありました。
共感いただける声も「おめぇバカじゃねーの?」みたいな反響もありましたが、意見が分かれる要因の一部も説明していきます。
結論を先に載せて置くと、「指先の肉厚さ」「マウス形状」「操作感覚の違い」の3点は少なくともエイムと爪の長さの影響度合いに深くかかわっている、と考えています。
以前にこちらの記事でも少し説明をしています。
まずは、爪の役割を知る
まず、爪の役割を皆さんはご存じでしょうか?
大きくは「指先を保護する」「指先の感覚を敏感にする」「指先の力を支える」などが挙げられます。
その中でも爪の長さとエイムの関係性をつかさどっているポイントは「指先の力を支える」役割です。
私が爪の長さがエイムに影響すると言っている一番根本のポイントは、指の腹から伝わる力を支えることにあるのです。
指先の使い方が爪の長さで繊細に変わるのです。
以下の図を見てもらうのが一番わかりやすいかと思います。

指先の先端をしっかりと使いたい、感覚が優れている人にとっては爪がある程度長い方がいい可能性があるのです。
それではポイントを分類してぞれぞれ見ていきます。
指先の肉厚さ
人の指先はいくつかのタイプに分類できます。
四角型とか円錐型と表現するようですが、端的に分類すると指先が薄いタイプと肉厚なタイプに分かれます。
そして肉厚なタイプの人は爪を伸ばしても割れてしまいやすく深爪の傾向にあるようです。
これは遺伝的な影響が大きいようですが、他にも爪噛み癖で深爪が常態化する人もいますね。
上記のような理由から爪よりも肉の方が明らかに飛び出している場合は爪の長さが及ぼす影響は少ない(幅が少ない)と思います。
逆に指先の肉が薄い人は爪が短くなると指先の支えが極端になくなり、指先で生きている部分(力を受け止められる部分)が変わってしまいます。
そうなるとエイムへの影響が出る人もいることは納得いただけるのではないでしょうか。
指先の肉が薄ければ薄いほど、爪が短くなった際に感じる指先感覚の違いが大きくなると思います。
自分の指先が薄いタイプだなと感じる方は特に意識して長さを調整することをオススメします。
なお、人によっては指によって指によって肉厚な指と薄い指が両方あるという人もいるようです。
私もそのタイプですので、爪の長さを気にする指、気にしない指があってよいと思っています。
私は親指と人差し指が薄く、影響が大きく感じられるので爪の長さを調整していますが、他の指はしっかり短く切るようにしています。

爪と操作感覚の違い
先ほどまでの説明を前提に、マウスの操作感覚の違いによってどう影響が出てくるのかを紹介します。
主には親指、持ち方によっては薬指小指も影響してくるでしょう。
大きくは次の2つのパターンに分けて紹介します。
指先の感覚をしっかりと活かすタイプの人
- 指先の感覚をしっかりと活かすタイプ
- 指先よりも指の腹、手の平の感覚を重視するタイプ
指先の感覚をしっかりと活かすタイプの人
こちらのタイプの人は指先の爪がなくなり、力を伝えられなくなると指先でのリアルな操作感覚が失われ、指の腹よりでマウスを操作することとなります。
これは当然エイムへ影響が出てくることがあるでしょう。
私自身はこのタイプなので、爪が特に短い時には
- 指先がしっくりこないことで余計に力を入れてしまい、力みが発生する
- 繊細なエイムの感覚が失われる
- いつもより指を深く曲げてしまう
といった症状が出てきます。
親指とひとえに言っても、伸ばし気味で指先でしっかりと押さえるタイプ、伸ばし気味で指の腹で押さえるタイプ、深く曲げて指の腹で強く押し込むタイプなど様々です。
まずは自分が親指のどの部分の感覚を活かしてマウスを持っているのか、操作しているのかを見返してみるといいでしょう。
指先よりも指の腹、手の平の感覚を重視するタイプ
手の平側や手首の感覚をしっかり活かしてコントロールする意識、指先はしっかりマウスを支えていればOKといった感覚ですね。
指先の感覚をエイムに最大限活かしたり、マウスを動かすときのメインの感覚器官となっていないタイプです。
こういった感覚であれば、爪が多少短くなろうがマウスを抑えることは、変わらず十分にできているので爪の長さによる影響度合いは少ないと思います。
例えばこちらの記事で紹介しているような持ち方の人です。
ただこの辺りは私とは違うタイプなので、感覚などご意見等いただけたら幸いです。
爪とマウス形状
最後にマウス形状と爪の長さの関係性を説明します。
これはあなた自身が指先をどの位置に配置するか、マウス自体のくびれ具合がどの程度か、が大きく影響します。
いくつかのパターンに分けて説明しますね。
主には親指を想定しての説明になりますが、薬指小指も指の側面ではなく腹を使って持つ場合には同様に考えることができます。

A.くびれの中心に指の先端を当てるパターン
このパターンでは爪が長すぎると指先がマウスにしっかりと当たりづらくなります。
指先の感覚を活かすタイプでも爪を適度に短くした方が、逆に指先の感覚がマウスに伝わりやすくなります。
B.くびれの上り坂部分(奥)に指の先端を当てるパターン
このパターンはマウス側面の傾斜が指先に行くにつれて盛り上がっていくことになるので、爪が短めでも指先の感覚が伝わりやすくなりますね。
ほどよく短めにすることをオススメします。
くびれの深さにもよりますが、あんまり奥に置くとなると後述の「くびれのない形状で指を伸ばし気味のパターン」になってくるかもしれません。
私であればVAXEEのNP-01をメインで使う時にはちょうどくびれ奥に指を置くので、爪を短めにした方がしっくりきますね。
C.くびれの下り坂部分(手前)に指の先端を当てるパターン
このパターンは指先より指の腹側がしっかりと当たりやすくなるので、爪を伸ばし気味にする方が指先の密着度は高まりやすいです。
ただしくびれ中心にぶつかる場合には短くしないと、爪が当たって指先が浮いてしまいますね。
D.くびれのない形状で指を深く曲げるパターン
くびれない形状で指先をしっかりと曲げたい場合には、爪を短くしておかないと単純に爪が当たって邪魔になりますね。
E.くびれのない形状で指を伸ばし気味のパターン
くびれがない形状で指を伸ばし気味となると、爪を比較的長めにしなければ指先の感覚は伝わらりづらくなりますね。
まとめ
爪の長さとマウス操作の関係性についてパターンを細かく分けて紹介しました。
実際にはもっと多くのパターンがあると思うので、この記事をきっかけに自分が爪を気にした方がいいのか、気にしなくていいのか、伸ばした方がエイムがいいのか、短く保った方が安定するのか・・・、あなたに合ったパターンを見つけ出してもらえればと思います。
そしてそれを見つけたらその長さをしっかり再現できるよう、ある程度は扱いやすい爪切りややすりを使うことをオススメします。
私も爪切りを変えてからはかなり狙い通りの長さにすることができるようになってニコニコです。
近所のドラッグストアで購入したこちらの爪切りを使っていますが、軽い力で綺麗に切れて満足しています。
以前はもっと安い爪切りでしたが、この値段でも切れ味が結構変わりました!
あとは少しずつ、こまめに長さを調整できる爪やすりをオススメされる方も多かったですね。
なお参考までに、私の爪を切るときの一つのやり方として、指先の肉をギュっと爪に押し付けてはみ出した部分を切るようにしています。
これで無駄に伸ばしすぎることもなく、指先の感覚が失われるほどに短くなるということは回避できるようになりました。
それでは次の記事で!
コメント
各デバイスメーカーにゲーミング爪切りを発売してほしいものです
確かに爪が1680万色に光るとモチベ上がりますよね。