こんにちは!マウスの持ち方の人です。
- なんか今日調子悪いな
- どうしてか最近全然ポイントが盛れない
- 急にエイム悪くなりすぎて萎えた
今回はゲームの調子が悪い時の原因として、普段私が意識していることを20個紹介していきます。
ここに紹介している内容を意識すれば、その日のコンデションはゲームをやる前から分かります。
私もその日の調子の良し悪しが割る程度分かってからゲームを始めるので、今日は調子が上がらない見込みのときには割り切ってプレーをしていますし、原因も推測できているので精神衛生がとても保たれます。
逆にここぞというときには、調子を整えることも十分にできますので、是非意識してゲームライフを過ごしていただければと思います。
1.睡眠不足
ゲーマーの皆さんは睡眠不足による悪影響を甘く見すぎています。
ゲームをやっていると興奮状態になり睡魔に襲われることもなく、ついつい寝不足でもゲームを夜遅くまでやっていますよね。
睡眠不足では体のあらゆるパフォーマンスが低下してしまいます。
日頃から寝不足でゲームをしている人は、一度ゲーム前に20分ほどでもいいので仮眠をとってからプレーしてみましょう。
見違えるほどに効果があるかもしれません。
視界はクリアになり、敵がくっきり見えて、エイムも迷うことなく敵を追い、花は咲き、木は生い茂り、大地は豊穣となり、世界が平和になります。
私が仮眠する際には極限まで質のよい状態にしたいので、次の2点を必ず行っています。
- YouTubeでアルファ波の音楽を流す
- ホットアイマスクをつける
リラックス状態や集中状態を作るとされているアルファ波、真偽のほどはわかりませんが、個人的には効果を感じている気がするので続けています。
また目元を温めることで目の疲れを取り、睡眠にも入りやすくなります。
深夜までのゲームがやめられないならせめて仮眠をとりましょう。
2.水分不足
多分ゲーマー全員足りていないものランキング第一位。
ゲーム中にエナドリばかりを飲んでいる人は特に注意です。
水分が不足すると体にあらゆる支障が出ます。
また後に説明する血流が悪くなり、体にエネルギーが行き届かなくなります。
特に、体の水分がたった2%減るだけで運動能力が低下すると言われています。
大切なのはゲーム前に水分補給すること。
ゲーム開始時のパフォーマンスはその日のエイムに大きく影響します。
そのためよいスタートが切れるようにまずは水分補給から。
また、ゲーム中も小まめに水を飲むことが大切です。
ただし、エナドリは水分としてカウントしてはいけません。
水分不足を補う、予防する目的であれば水かお茶を飲むようにしましょう。
3.酸素不足
酸素不足、意識していますか?
酸素は筋肉を動かすためのエネルギーの一部である以上に、頭を使う際に多く必要とされます。
酸素が不足してくると、脳が十分に働かずぼーっとしてしまいます。
瞬時の判断力や対応力が問われるFPSに置いては致命的ですね。
戦闘中に深い呼吸を意識するのは難しいかと思います。
集中時に失った酸素を取り入れるため、ゲーム間やラウンド間に深呼吸を数回行うようにしましょう。
その際のポイントはしっかりと肋骨を動かして肺を拡縮させること。
その方法として、こちらの動画で紹介されている方法はめちゃくちゃ効果を感じたので、おすすめです。
また、しっかりとしゃべることでも自然と酸素が体に入ります。
逆に無言でやり続けると、呼吸も浅くなり空気の循環も悪くなりますね。
VCの雰囲気の良し悪しがチームのパフォーマンスに影響を与える一因として、一人一人がしゃべって酸素を取り入れることで頭が働いているという側面があるのです。
4.血流
呼吸をする、血を巡らせる、という話となると「鬼滅の刃」を思い起こす方も多いかと思いますが、あれも実は理にかなっている戦い方であると思います。
血の巡りが悪くなると、手足のむくみを引き起こしたり、筋肉が固くなってしまい、運動のパフォーマンスが下がります。
そうならないようしっかりと予防しましょう。
マウスを振るために必要なのは筋肉なので、筋肉のパフォーマンスが下がる要素としてコリの原因になる血流も見逃せないのです。
また、血液は体中にエネルギーを届ける役割もあるので、血流が悪いとエネルギー不足状態に、逆に血流を良くするとしっかりと体の細部までエネルギー源が届けられます。
血流を良くすると体にいいというのは誰しもが聞いたことがあると思います。
しかし、健康への興味関心が人一倍薄いゲーマーの皆さんがそんなことに興味を抱かないのは百も承知です。
健康のため?いや、ゲームのために血流を良くするのです。
椅子に座りっぱなしになるゲーマーは特に血流が悪くなりがちです。
せめて1時間に1回は立ち上がり、軽く体を動かしましょう。
血流に影響が大きいのはふくらはぎなので、パワー系ゲーマーはスクワットを挟むのも効果的だと思います。
血の巡りはエイムの滞りを解消します。
5.眼精疲労
エイムの最重要ポイントは手ではなく目です。
ゲーム以外の時間でモニターを見る生活を行っているような人は特に目の疲労をとるように努めないと、エイムが悪くなっても当然です。
ホットアイマスクは目元を軽く温める程度なので、目の疲労をしっかりととるには不十分です。
目のケアで一番手軽かつ効果抜群なのは温めることです。
私は充電式のアイマッサージャーを愛用していますが、他にも蒸しタオルや湯船につかったときにタオルを浸して目に乗せるなどでもいい感じです。
こちらの記事に詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
また、目が疲れると肩がこる人もいますね。
筋肉は目から首肩までつながっているので、肩までのラインをしっかりと温める・ほぐす・ストレッチすると目が楽になります。
私は特にコメカミから耳上を通って首筋までが固くなるので、そのラインをよくマッサージしています。
即効性もあるのでひどい眼精疲労であれば、すっと視界がクリアになる感覚を得られるかと思います。
6.テストステロン不足
テストステロンはいわゆる男性ホルモン。
やる気や活気につながるのですが、テストステロン値が下がっていると、無気力で体の反応も鈍くなってしまいます。
男性ホルモンがとある事情で放出されてしまうと、その後は一定時間はテストステロン値が下がってしまうという話もあります。
実際私自身も、時間や日数を空けることで活力が回復してきますので、ある程度のバランスをみつつ…というのが理想かもしれませんね。
また、負荷の高い運動を行うことで、テストステロン値が上昇するようです。
瞬間的に自分を追い込むために腕立てやスクワットをすると効果があると思います。
7.ブドウ糖不足
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源とも言われています。
全身疲労というよりも頭が疲れているなと感じる際には脳に送られるブドウ糖が尽きているのかもしれません。
日頃のご飯などからも糖分は接種できますが、頭は燃費が悪いのですぐにエネルギー不足になります。
ランクで、エイム自体は悪くないのに沼にはまっている時などは、ブドウ糖不足を疑ってみては。
ラムネが最強のe-sportsフードです。
ランク時の脳の疲労が課題だったのですが、ラムネを取りながらのランクでは以前よりも長時間頭が働いていることを実感します。
オーダーや報告も含めてパフォーマンスの低下がかなり緩やかになった印象ですね。
ぜひとも当ブログも森永製菓さんにスポンサードしていただきたい所存です。
8.運動不足
適度な運動や筋トレは体にとって多くのメリットがあります。
上記に紹介した内容とも相互に影響し合っており、血流はよくなり、テストステロンも上昇します。
また、体を適度に動かすことで疲労をとる効果もあるようです。
さらにさらに、エイム時に必要とされる要素の中に、マウスコントロールにおける繊細な力加減があります。
運動や筋トレを行うことで、この力の出力の調整能力がかなり整います。
つまりキレと繊細さを兼ね備えたエイムを発揮しやすくなるのです。
軽い運動でも効果はあると思いますが、個人的にはしっかりと息が上がる程度には追い込むことでその後の活力が違ってきますし、力の出力する感覚が向上することを実感しています。
また、握力トレーニングも力の出力面で大きな効果があると思っています。
繊細なエイムは多くの場合、指や手のひらの力のコントロールで最終調整しています。
握力トレーニングによって手指の筋肉をしっかりと使ってスイッチをオンにしてあげることで、あなたにとってより思い通りの力の出力を行えたりするようになる可能性を秘めています。
握力トレーニンググッズは負荷を調整できるものがベストですね。
9.雑なアップ
その日の初めのアップはあなたのエイム感覚を狂わせる可能性を秘めていると思います。
スポーツをする際にも、はじめはゆっくりとしたラリーやキャッチボールから始めるかと思います。
というのも、その日の感覚を作るために、コンディションを確認しながら自分の思った体の動かし方に調整していくためですね。
もちろん必ずしもゆっくりとした動作から行うのが最適だとは言えませんが、大切なのは感覚をつかむために雑な動作や普段行わないエイムの仕方などを練習しないようにすることです。
私はゆっくりした動作から感覚を整えていきたいタイプなので、最近は以下系統のKOVAAKのシナリオから始めるようにしています。
- 1wall 6targets small
- Thin Gauntlet
そのあとは逆にゲームにおいて行う動作よりも少し激しく手を可動させるようなシナリオで温めたりしています。
アップのやり方は人それぞれ相性があると思いますが、一番初めのアップは感覚を掴む意識で行い、むやみに速い動作を取り入れるなどで調子を崩さないようなやり方をすることをオススメします。
10.技術向上期間
新しい技術を得ようとしている段階にあれば、調子は悪くなって当然です。
意識のリソースを技術取得に持っていかれているためですね。
例えば、キャラコンを戦闘中に取り入れようと練習したり、ピークに仕方を新たに会得しようとしたり、といった場合ですね。
当たり前かもしれませんが、技術取得という目的があるのであれば、それ以外の勝った負けたを一切気にするべきではありません。
技術をより効率的に会得するため、精神衛生を保つためです。
今あなたは勝つためにプレーしているのか、成長するためにプレーしているのか。
この切り分けができることが大切だと思っています。
11.環境変更後
こちらも上に紹介した内容と本質は同じですね。
マウスを変えた、マウスパッドを変えた、デバイス配置を変えた、マウスの持ち方を変えた。
もちろん、勝つため強くなるために変えたことだとは思います。
しかし違和感が出ている期間に依然と同じパフォーマンスを発揮できないからと言って、落胆する必要はありません。
その違和感や余計な意識がなくなったときに、以前よりも成長しているあなたに出会うことができるかもしれません。
一時的なパフォーマンスの低下は数時間で上向きになることもあれば、数日数週間かかることもあります。
また、残念ながら低下したまま停滞する可能性もあります。
しかし、それはすぐに分かるものではありません。
多くのプロプレイヤーたちが、感度や環境を変えた場合2週間や1か月は使い続けることを説いているのはこのためでしょう。
このサイクルを繰り返して、自分に最適な環境を見出していくことができるのです。
12.感度を直近で2回以上変えている
これは持ち方ブログ独自理論?です。
ソースは私の経験則。
感度変更は一度目まではあなたの調子自体を崩す可能性は低いです。
もちろん感度を変えたことによって不慣れなエイムを発揮することは多いでしょうが、調子自体を大きく引き下げるものではないと思っています。
新しい感度を少し使って微調整に入るならいいのですが、そうではなくで再び大きく感度を変更した際に感覚が狂ってしまう可能性が高いです。
体感としては、脳がパンクしている状態のよう。
おそらく、旧感度と新感度だけであれば2択からどちらかの感覚を使えばよいのですが、そこに新たな3つ目の感度が出てきた際に、どの感覚を使えばよいかが正常に処理できない状態になっているように思います。
これを持ち方ブログ式感度沼論と名付けましょう。
感度変更には明確な意図をもって行いましょう。
感度の森に迷い込まないため、そして調子を大きく崩さないためです。
調子を崩してしまえばそもそも最適な感度なんて探せません。
ぶっちゃけ、感度で当て感が劇的に変わるのではなく、よいエイムを発揮できる範囲が手の可動域の問題で変わってくることが本質だと思っています。
こちらの記事でも感度に関して詳しく書いています。
13.爪を切った
爪を適切に処理していないFPSゲーマーは失格です。
特に指先での操作感覚を重視するタイプのエイムを行っている人の場合には大問題です。
私は右手の人差し指と親指の爪だけ、週2くらいで切っています。
以下の図で紹介する通り、爪の長さはあなたの指の感覚に大きく影響してきます。
まずは自分のベストな爪の長さを知りましょう。
基本的には指先を押しつぶすように圧迫して、肉が爪よりも前に出ない程度の長さが良いかと思います。
深爪は特に指先の感覚が狂ってしまうので、注意しましょう。
少しだけいい爪切りを購入することで、思い通りの長さに爪をカットしやすくなります。マウスを同じですね。
14.時間帯
さっきまでポイント盛れてたのに、急に負けが立て込み始めた・・・。
そんな経験は誰しもがあるかと思います。
もちろん長時間のプレーによって疲労が出ている可能性も高いでしょう。
しかし、時間帯が変わればプレイヤー層が大きく変わり、難易度も変わってくるのです。
個人的に、コアタイムと呼ばれる時間が一番敵が弱いと感じます。
学校終わりの学生がプレーし始める夕方から、ご飯のあとのプレーし始める学生+社会人
ここが一番カジュアルプレイヤーが多く、全体的なレベルが下がる時間です。
逆に深夜の2時~明け方にかけてはゲームに時間を費やせるプレイヤーの巣窟で、プレイ人口も少なくなることでかなりハードモードな印象です。
コアタイムにプレーできる環境を整えるように意識しましょう。
15.今までが調子が良かっただけ
人間は調子が良い時のプレーが自分の実力だと思ってしまう。
これは仕方のないことですね。
以前にできたプレーができないことにイライラすることは誰しもが経験していることかと思います。
どれだけ調子が悪くても再現できることがあなたの地の力です。
自分に自信を持つことも大切ですが、現時点での実力を勘違いしすぎるあまりに、調子が悪いせいにして片付けてしまっていては成長できません。
これを胸に刻みながら、冷静な視点で調子が悪いと言っているときの自分のプレーを見返してみましょう。
私は「再現性」という言葉をとても大切にしています。
「実力がある」というのは「再現性がある」ということです。
むやみに調子のせいにせず、自分を省みる習慣をつけましょう。
こちらの記事で詳しく説明しています。
16.雑念が邪魔をしている
「学校で嫌なことがあった」「仕事でトラブルに巻き込まれた」「明日は重要な試験がある」
そんな時にはゲームをしていても雑念が入り込んできて集中できないかと思います。
そんな時には音楽に頼るのも一つの手段です。
音楽を聴きながらプレーすると足音が聞こえない、という問題はありますが、私は音量を小さ目にして聞きながらランクをプレーすることも多いです。(足音が飾り程度のAPEX限定?)
私が愛用しているのは仮眠の話でも紹介したアルファ波の音楽。
もしくは好きな曲を1曲リピートにしましょう。
1曲リピートを繰り返していると、音楽が無意識下になりやすいです。
曲が切り替わることや曲調の変化に意識をとられることが無くなるのでオススメです。
17.脱力を意識している
調子が悪い時、「力んじゃってる!脱力しなきゃ!」を脳死でやるのは間違いです。
脱力する、というのは「可動させる関節を脱力させ、操作や保持に使う筋肉は適度に力を込める」というのが本質だと考えています。
オススメは足を軽く踏ん張り腹筋辺りに適度に力が加わった状態をキープすることです。
こうすると自然と手や腕の関節周りは脱力した状態になりやすいです。
詳しくはこちらの記事にも書いています。
18.顎を引いている
もうね、ツイッターでも何度も紹介しているし全ゲーマーに伝わってほしいと思っている情報なんです。
ゲームするときアゴを引くな、と。
目線を下げている時が、目に最も余計な力が入らず、目の動的な能力を最大化させてくれます。
そのためにはアゴを引かないこと、これが一番大切です。
姿勢をよくすることでなお、キープしやすくなります。
詳しくはこちらの記事で書いています。
19.机と体の位置関係
マウスの持ち方とか腕の置き方ばかりが気になっているのであれば、先にこちらを気にするべき。
机と体の位置関係はめっちゃ重要です。
これさえしっかり統一させておけば、腕の配置などは自然と同じ形が再現できるかと思います。
机との前後位置を気にしている人は多いかと思います。
本当に人それぞれですが、こぶし一個分が目安の一つかなと思います。
しかし、左右位置のずれは気にしていますか?
左右の位置が少し変わると手首とマウスパッドの接地面が変わったりして調子に大きく影響します。
特に意図しない腕の回内・回外が起こりやすいですね。
また、回転角度も同様ですね。
机と平行に体を構えているのか、実は少し半身になっているのか。
参考までに私はより体の正面でマウス操作を行いたい、腕を回内させたいので右足を半歩下げて構えています。
加えて椅子の高さも大切ですね。
こちらの記事で確認してみてください。
20.マウスの持ち方が変わっている(結果論
マウスの持ち方が変わっていることで調子を大きく崩しているという結論に至った人は実は多いのではないでしょうか。
しかしこれは本質ではないと、マウスの持ち方に注力している私は思います。
体になじんでいるマウスの持ち方が変わってしまう原因は、今までに1~19で紹介した内容などその他の外的要因がうまく調整できていない時、その結果として表れているのだと思います。
寝不足で姿勢が変われば、マウスを持つときの角度も変わります。
血の巡りが悪く、指先の感覚が鈍っていればマウスの持つ位置も変わります。
椅子の位置がずれていれば、マウスを傾けて持っているかもしれません。
それでも、マウスの持ち方を見失ってしまったなら、当ブログを漁ってもらったり、参考にするプロの持ち方を見返してみたり、私にDM相談いただいてもかまいません。
でもきっと調子が崩れる本質はこれじゃねえぞと思います。
最後に ― 調子とメンタル ―
調子が悪くなる要素を20個紹介しましたが、「メンタル」という要素はあえて入れていません。
いいことがあって気分が上がっている時にはゲームのパフォーマンスもよくなるし、嫌なことが続いていたらゲームもうまくいかないことは皆さんよく経験されているかと思います。
しかし、メンタルを変えようとしてもメンタルは変わりません。
行動がメンタルを変えてくれる唯一の方法です。
具体的な行動でコンディションを良くして、よいパフォーマンスを発揮することで、逆にゲーム面でメンタルを引き上げる。
これがゲームとメンタルの関係性の裏技だと思っています。
冷静に分析して、自分の身体としっかり向き合ってください。
要はてめえの身体としっかり対話しろってことです。
それでは次の記事で!
コメント