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冗談でゲーム用親指サポーターを使ったら効果が予想外だった件【バンテリン】

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デバイスレビュー
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こんにちは。マウスの持ち方の人です。

親指用サポーターfor e-sports??

こんなごついサポーターを付けても邪魔になるだけだろう。

と、正直期待せずにお試しで買ってみたのがこちらの商品だったのですが、笑っちゃうくらいエイムに良い効果がありましたので、紹介させていただきます。

総評として思うことは、身体のコントロール能力の低さを補ってくれるもの、と感じています。

The Moneytizer

商品説明

商品はこちらになります。

for e-sports(上部)と通常版(下部)の違いは色のみとのことです。

皆さんおなじみバンテリンの興和株式会社さんから発売されているサポーターです。

「親指の過度な動きを抑制し、親指を動かす時の不安感を軽減します。」と説明にあるように、親指のサポートが主な機能になっています。

テーピング技術を活用して、親指と手首の過度な動きを抑制するように設計されているとのこと。
商品説明にも以下の特徴が挙げられていますね。

親指周りのY字型テーピング編みが、指の過度な動きを抑制し、親指の不快感を軽減します。親指側と小指側のサイドサンドウィッチ型テーピング編みが、手首の左右の過度な動きを抑制し、親指の付け根の不快感を軽減します。

KOWA公式サイト

サイズ感や生地

私は手の長さが21.5cm、手の甲の周囲が20.5cmと日本人成人男性の中で平均的なかなり大きめなサイズです。

そのため私が購入したのはM~Lサイズ。

手が小さめの人にはS~Mサイズもあります。

装着時はこんな感じ。

大きくは青いテーピング部分、伸縮性に優れた黒い部分、手首の固定部分の3つから構成されています。
それぞれの生地の厚さも図ってみました。

テーピング部分(1.6㎜)
伸縮部分(1.5㎜)
手首部分(2.0㎜)

青いテーピング部分が膨らんでいるように思いましたが、外に若干湾曲しているだけで生地として分厚いということではありませんでした。

親指用サポーターを実際に使って感じたメリット

私が感じたメリットは3つありました。

メリット
  • 親指に力が入りすぎることを抑制してくれる
  • 手首の最適な稼働域でのマウス操作を促してくれる
  • 手首が汗ばんでも滑りが変わらない

それぞれ説明していきます。

親指に力が入りすぎることを抑制してくれる

商品説明にあるように、私が一番体感した違いはこれでした。

親指に過度に力が入ることを抑制してくれます。

前提として、私のマウスを持つ際の”力”についての見解を示しておくと、

マウスを持つときの力は強く持つとか脱力してもつとかではなく、マウスが適切に保持できる状態のもとで、力の大きさのバランス(主に左右方向)がとれていることが最も重要

と考えています。

どういうことかというと、主にマウスにかかる力はマウスを保持するための力と左右に動かすための力になるので、力の大きさの問題ではなく、左右のバランスが保てている状態で操作をしていくことが大切という思考です。

マウスの保持についてはこのnoteにも書いています。

そしてこのサポーターを使って気づいた私のマウスの持ち方の問題点は「親指が小指より大きな力を出力してしまい、左右の力の均衡が崩れがち」という点です。

今までもエイムが安定している日には、小指が顕著に疲労する傾向がありました。
そのため普段から小指にしっかりと力を入れるように意識していましたが、やはりか細い指なので、長時間続けるのは難しい状態でした。

しかし、このサポーターを使うことで親指側の力の出力の上限が引き下げられる感覚(小指方向への動きの抑制による影響)があり、その結果として親指と小指の力のバランスが非常に安定するという効果を得ています。

整理すると、今までは左右の力のバランスを確保するために小指側の出力量を引き上げようとしていたが、サポーターによって親指の出力量が制限されて、左右のバランスが安定するようになった、ということになります。

これはある種、「親指に力が入りづらい」という状態なので、必ずしもプラスの効果を生むとは限らない点には注意していただきたいです。

手首の最適な稼働域でのマウス操作を促してくれる

商品名に「親指専用」とうたっていますが、テーピングとしては手首部分に「親指側と小指側のサイドサンドウィッチ型テーピング編み」も組み込まれてあり、こちらは手首の可動範囲を抑制してくれます。

手首の稼働範囲が制限されるのはデメリットでは!?と思う方も多いでしょうが、そこはまさに一長一短ですね。

私が感じたメリットとしては、手首の稼働域の中で、より最適な稼働域、つまり無理なく安定して操作できる範囲内でのマウス操作に矯正できる点です。

そもそも私のマウス操作のタイプとしては手首と腕の両方を動かすやり方で、動きが大きくなるにつれて、「マウス先行→手首→腕」と使う部分が広がっていくようなタイプです。
意識としては手首と腕の使い分けはなく、ただマウスを先行して動かしてそれに合わせて関節が動くような感覚です。

このサポーターを使うことによって、手首の稼働域が若干狭くなり、手首が苦しい位置に入ってから腕が動き出すのではなく、手首の操作感が悪くなる前に腕が動き出してくれるイメージです。

これによって切り返しがスムーズに行いやすくなったり、手首の操作感が優れている範囲内でのみ操作できている=エイムがガバらない、というメリットを感じます。

手首が汗ばんでも滑りが変わらない

このサポーターは親指付け根~母指球~手の平下部までを覆う形になります。
ここは多くの方がマウスパッドと手首の接点とされている部分にあたるかと思います。

サポーター自体の摩擦感は強くはないですが、サラサラの手と比べると多少抵抗を感じると思います。

私の場合は先に述べた通り、手首も腕も動かすタイプで、手首とマウスパッドの接点については「軽く乗せているが、強くは押し付けていない」状態です。

そのため、悪影響を感じるほどの抵抗は感じず、むしろ手汗によって引っ掛かりを感じるときに比べると一定の摩擦感で安定して滑らせることができるので、操作感がブレづらいです。

これもメリットの一つに感じています。

親指用サポーターを実際に使って感じたデメリット

この親指用サポーター、FPSをやっている人が一目見たときには、デメリットの方が多そうだと感じる方が大半ではないでしょうか。

私も正直、いろいろな面で邪魔になりそうだという印象がありつつ、購入してみました。

結果として私はメリットが上回ることとなりましたが、デメリットとなる面もありますので、人によって有用性は大きく違ってくると思います。

そこで私の思うデメリットになり得る部分も紹介していきます。

デメリット
  • 手の平下部~手首がおおわれるので、マウスパッドとの摩擦が変わる
  • 母指球が覆われるので、マウスを固定することができなくなる
  • 手首部分に厚みがあり盛り上がるのでマウスパッドに干渉しやすい
  • 圧迫感がある

こちらも一つずつ説明を加えていきます。

手の平下部~手首がおおわれるので、マウスパッドとの摩擦が変わる

上でも書きましたが、マウスパッドとの接地面にサポーターの布が当たることになるので、それが素手の状態やアームカバーの状態と比べて滑りづらく感じることがあるかもしれません。

特に、手首をしっかりマウスパッドに固定してエイムするような人からすると、好みが分かれそうな印象です。

私はアームカバーも併用していますので、手首部分はアームカバーで上から覆っています。
これによってサポーター自体よりは滑りやすい状態となっています。

母指球が覆われるので、マウスを固定することができなくなる

母指球部分が布に覆われる形となるので、ここでマウスをしっかり固定するような持ち方をしている人には合わない可能性があります。

マウスとサポーターの接地はかなり滑るのと厚みも多少あるので、いろいろと感覚が変わると思います。

私は母指球部分がマウスに軽く触れている程度だったので影響はありませんでした。

手首部分に厚みがあり盛り上がるのでマウスパッドに干渉しやすい

サポーター自体の厚みは約1.5mmですが、手首部分はストッパーとしての役割もあるため、他より厚めになっています。手首部分が一回り太くなるので、それが操作に影響を与える可能性があります。

私は手首がかなり細く、その上からアームカバーもかけているため、厚みや引きずり感も強くは感じてはいません。

圧迫感がある

これはサポーターたるゆえに仕方のないことですが、装着部分には圧迫感を感じます。

これが煩わしく思われる方には、相性が悪いかもしれません。

特に親指を通す部分は太くはないので(直径約2.5cm)きつく感じる方がいるかもしれません。

まとめ

今回紹介した バンテリンコーワサポーター親ゆび専用for e-SPORTS は人を選ぶ商品ではありますが、メリットを生む可能性も大いにあると思いました。

特に、親指が力みがちな人、手首を無理に動かしてしまう人には大きく効果を発揮するかもしれません。

実際に私もかなりメリットを感じています。

2,000円程度で販売されていますので、気軽に試してみてもいいかもしれませんね。

バンテリン以外でも類似のサポーターは売られているので試してみるのも面白いかもしれません。

それでは次の記事で!

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